最近のトラックバック

« 教えて!ウルトラ実験隊 | トップページ | 備忘録 »

kissingジェシカ 単なるストレート布教の映画ではない

今日も定時で仕事を上がりました。風邪は大分治ってきたのだけど、金曜の夜に同期や後輩が飲み会に向かう中一人帰るのが寂しく、といって微妙な体調だから早く帰りたいし・・。サッカーボールの窓買物をしようと大宮の中央デパート内「フタバスポーツ」に寄ったら、目当てのMIKASAブランドLリーグ公認球は置いておらず、しかも全てのボールが3000円以上したので、やはりジャスコの500円ボールにしようと思ったわ。

その後ルミネ2の成城石井に寄って食パン、フロマージュブラン、成城石井オリジナルのプリンを買ったの。家に帰ってからまずプリンを食べたら、アルミホイルの味がプリンに移っており、プリンを口に入れる度にアルミホイルを葉で噛んだような味がしたので、二度と買いたくないと思ったことよ。フロマージュブランもどんなものか期待を膨らませていたのだけど、水分の少ないプレーンヨーグルトって感じの味でどうってことないわね。それでも、ああいうプチゴージャスなスーパーは目の保養になるし、何となく豊かな気持ちになれるから好きよ。あんま買物はしないけれど。

ときに、kissingジェシカという中途半端なレズ映画を以前観にいったことがあり、レビューを探していたら、個人でかなりたくさん単館系映画のレビューを公開しているサイトに出くわしたの。なぜ中途半端と感じたかというと、人生に迷ってビアンの世界に迷い込んだ女が、紆余曲折を経て結局はレズから抜け出して、レズにはまるきっかけとなった別れた以前の男とくっつくことを予想させる結末で終わっており、レズを、逆説的にヘテロセクシズムを強化する周辺的なものとして位置付ける”眼差し”が気に食わなかったからなの。その個人サイトのkissingジェシカについてのレビューの趣旨としては、「最後には(恋愛対象が)男に戻るので、安心して見ることができた。」というものだったのだけど、ヘテロ女の同性愛嫌悪をただ臆面も無く書いただけじゃないさと、ますます気分が悪くなったわ。

しかし、日本語版の同映画の公式サイトを見ると、「女なら誰でも経験する、女同士の親密な感情。」という実感と、パートナーシップというキーワードをモチーフとして自分探しの作品を描くことが目的だったということが書いてあり、ちょっと嬉しかったの。というのもフランス詩人イリガライが、女同士の友愛~性愛をセックス行為(?)で正当/倒錯というラベリングをするのではなく、「レズビアン連続体」という”一つ”のゆるやかな概念を持つことの提唱をしているけれど、その流れを汲んだ作品だと個人的に思ったからなんだけど。製作者のコメントを見たことで、同性愛を踏み台にして異性愛を推奨するために作られた映画ではなくて、ストレートの女性が同性愛の世界に足を踏み入れることで、「男女(ストレート、石頭)」の呪縛から解放され、結果として自由なパートナーシップを選択する契機を得るようになったストーリーだと読み替えることができたわ。

とはいいつつ、アタシもそのコメントを読むまでは、この映画に対してすっきりとしない印象を持ってたのは事実。見終わった時に、なんだ、結局は最後にヘテロに戻るんじゃないの!ってひどくがっかりしたことをよく覚えてるわ。だからこの単館系レビュー女の「偏見」を糾弾するつもりはないし、通常の石頭女としてはいたしかたないだろうなと思う。あと、主人公のジェシカ役の女性は愛らしい感じだったけど、相手の「美人」役の女はアタクシの感性的には美人と感じられず、あまり感情移入して見ることができなかったのが残念だったわ。

« 教えて!ウルトラ実験隊 | トップページ | 備忘録 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

ちょっと機を逸したかもですが、この映画のレビューあったなー、と思ったので探してみました。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/BLND/film/film005.html
あと、こちらの9月17日付けにも興味深いレビュー
http://d.hatena.ne.jp/maki-ryu/200409
もしチェックしてなかったら読んでみてください。
最初の方は個人的怨念もこもってそうな語り口で、後の方は監督の意図にかなった見方っていえるのかな?わたしはこの映画見てませんけど(存在は知ってた)、見たらどう感じるんだろう、微妙だなあ。サッカーだけじゃないのよアピールでした(笑)

対照的なレビューね。どっちも理解できるし共感できるわ。教えてくれてありがとうございました。アピールってことでいえば、アタシがこの日記書こうと思ったのも、bloodyさんが文献のレビューを書いてて、何となく「アタシも女子サッカーだけじゃないって伝えたいわ」と思ったからだったの(笑)。
蓮実重彦の本、読んでみようと思ったわ。これまで何となく敬遠してたのだけど。ちなみに学生時代は上野千鶴子フリークでした。

蓮実の本、面白いですよ。この人は奇人のフリをするのが非常に上手な、ごく普通で真面目な人なんだなーって納得しました。だから総長とかやれたのね、と。
上野千鶴子は、学部のときに一度授業(大教室の)をのぞいてみたことがあるのですが、税金とか年金の話が難しかったのと、一部の自己顕示欲が強い感じの人々になんだかなぁという気分になったのでそれっきりでした。そういえばちゃんと読んだこともあまりないかもしれません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/436964/7230271

この記事へのトラックバック一覧です: kissingジェシカ 単なるストレート布教の映画ではない:

« 教えて!ウルトラ実験隊 | トップページ | 備忘録 »